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2015年03月21日

稽古場で打ち合わせ

劇団新和座の稽古場では…いわゆる「演技」をまったくしない日があります。
では何をしているのか…
雑談ともとれますが…打ち合わせに時間を割く事が多いのです。

台本を貰って、配役されて・・・役づくりをして行く際にはやはり色々な話し合いが必要であろうと私たちは考えています。

役者さんにとって、毎日台本を読んだり、解釈したり、確認したりという作業はとっても大事ですし、疎かにはできません。
しかし、たった一人でも作業できる事柄は限られて来ると思います。
舞台はほとんどの場合、複数人で作るわけですから、他の役者さんや、演出家、監督とお稽古場でもお稽古場外でもコミュニケーションをとる事は非常に必要だと考えています。
例えば、段取りだとか、動作の打ち合わせ、役について、作品についてなどなど・・・話すことは山ほどあるわけです。
こうしたコミュニケーションが取れていないと、いざ、お客様の前ではちぐはぐな作品になってきてしまうと私たちは考えています。


しかしながら、気をつけなければならないのは、20150320b.jpg段取り―――例えば、「私はこう動くから、あなたはこう動いてほしいの」―――というようなものばかりだと、段取りが先行するお芝居になってしまうと思うのです。
また、別の機会に書こうと思いますが、私たちは段取りと仕草と動作は別々のものであると考えています。ですので段取りだけ話していても、しっくりこない場合が出て来ると思います。
話し合い、コミュニケーションでは、その役と相手の役との関係性を確認したりすることが大事なのだと考えています。
多くの場合、段取りは演出家から指示が出ますが、この段取りを生かして、仕草を考えたり、生きる人(役)としてどう動くかということを考えるのも役者さんのお仕事だと思うのです。
芸術に答えはありません。
ですので、話し合い、コミュニケーションでも『?』と思う事があるかもしれません。
それを『!』に変えて行く事こそ、コミュニケーションの本質であろうかと思います。
それは役づくり、役に向かいあうことに非常に大切なものだと私たちは位置づけています。

コミュニケーションや話し合いは、一見すると時間もかかり、無意味なものであるかもしれません。
しかし、相手の考えやイメージを融合するのに、かなり有益な手段だと私たちは考えています。
posted by 新和座制作部 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | パレードを待ちながら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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