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2014年10月19日

演劇は音の戦いだ。

20141019c.jpg早いものでもう、10月も半ばを過ぎ…
冬の足音ももう少しすれば聞こえてきそうです。
去年、一昨年は秋がないような陽気でしたので・・・
今年は芸術の秋を目一杯やっていこうと思います!!


先日とある先輩と話していた時の事です。『一声、二顔、三仕草(姿)』という話が出てきました。これは役者さんが必要とされるものであるわけですが…
20141019a.png舞台演劇ではお客様に生の声で「台詞」を伝えます。これが何を言ってるか不明瞭だと…見ている方も「一体何をしているだろう」となります。
舞台を見たりする時に、登場人物に感情移入する時は大抵…セリフを喋る”声”そのものの持つ力が導入部分になっている事が多いと思います。
つまり、お客様は声(セリフ)を聞き、次に「視線」や「表情」、「仕草」でその役に感情移入できるのだ、という考え方です。
その先輩とは、この『声』の役割という部分について色々と話していたのですが…
この『声』というのはとても不思議な力を持っていると思います。同じ人がしゃべっていても、その時の気持ち、背景によって、大きさや強さ、艶、高低まで変わってくる。
次々と出てくるセリフがお客様の耳に届き…2時間ほどの芝居の中でも印象に残るセリフが数々ある…
こうした『声』の力、魅力は偉大だ、という話をしておりました。

20141019b.pngそこで私はふと思いました。『演劇は音の戦い』ではないか、と。役を知ってもらう導入が『声』という”音”であれば、物語全体を感じてもらう導入はやはり”音”ではないかと思ったのです。もちろん、演劇は総合芸術と言われるように道具や照明、衣装などなど、色々なものがないと成り立ちません。どれひとつ欠けても出来るものではありません。しかしながら、役者の必要な能力である『一声、二顔、三仕草(姿)』の一番目が『声』という”音”なのであれば、物語全体をお客様にイメージしてもらう導入も『音』が大事な要素であると改めて感じたわけです。
舞台演劇はお客様に想像してもらう部分もあると考えています。全てを再現するわけでなく…例えば海辺の物語であれば、波の音で表現する、と言った具合にお客様の想像力をかきたててもらう、そんな導入部分が”音”だと考えています。

と同時に…これはまた改めて書きたいと思いますが、役者さんが『声』を大事にするのと同じくらい重要なのが…やはり”音”に関係する『耳』だと考えています。

『演劇は音の戦いである』という事を改めて考えた今日の稽古場は…
役者同士の声が響き合う稽古場でありました♪

また明日からの1週間、皆様に嬉しい出来事がいっぱいの日々でありますように☆
演出部武藤でした!


posted by 新和座制作部 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | お稽古場日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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