logo.jpg

公式サイトはコチラから



2014年08月25日

背景を知る。

今回は久々に武藤のお芝居についての記事です☆

イメージ、想像力はお芝居をする上において必要不可欠な要素です。
しかし、そのイメージを具現化し、お客様に観ていただくためには、”説得力”が必要になってきます。
この説得力というのは色々な側面がありますが、一つには、お客様がある程度簡単に理解できる(伝えることのできる)世界観が必要になってくると思います。


例えば、時代劇をやろうと思ったとします。
江戸時代の中期の物語だったとしましょう。

その当時のありのままを体現した人、つまりその時代に生きた人がいないわけですから、極論ですが、全てを想像力、イメージの力で構築していかなくてはなりません。

しかし、好き勝手イメージすれば良いと言うものでもないと思います。
でないと、お客様に訴える、”説得力”がなくなってしまいます。

その時代、その世界の風習、風俗、生活、風土、国家、世界観…などなどを調べることは出来ます。
図書館や博物館でです。2014-07-27 16.38.51.jpgそうした知識を拠り所に足りないところはイメージをしていくわけですが、留意しなければならないのはこの知識に縛られることなく柔軟に取り組む必要も出てくる、ということです。

例えば、その江戸時代を舞台とした物語の中に、”昼は商人、夜は忍者”というような設定の登場人物がいたとします。これは、知識だけでは役作りし難いものだと私は考えます。
その登場人物のキャラクターとしてはすごいですよね!
きっと、夜の諜報活動で、弱きを助け強きを挫く的な活躍をみせるのでしょう。

しかし、史実を照らし合わせたとしたら、きっと色々な矛盾点が出てくると思います。
例えば江戸の町にはもちろん、電気がない。とすれば、暗闇の中、八面六臂の活躍をするのであれば、それこそ、超人的な能力が必要なはず…
その超人的な能力はどうしてできたのか…生まれながらにして持っていたのか、はたまた秘術で改造されたのか…忍者の里で修行したのか…

この矛盾点や、足りない部分にこそ、私たちがイメージし、構築していく部分があると私は考えています。

物語に対して、分からない言葉や単語、読み方を調べるのは当然ですが、その物語の背景、登場人物をイメージする上において、色々と調べたりすることでよりその世界に対しての理解が広まり、イメージがより深く練磨されると私は考えています。
タグ:演劇 俳優 声優
posted by 新和座制作部 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 演出家 武藤賀洋のお芝居について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/404363831

この記事へのトラックバック