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2009年10月21日

ヘンミケンオ × 武藤賀洋

今回は演出グループ武藤賀洋×ヘンミケンオの対談をお届けします。

この二人は都内某養成所の同期。
そして、ヘンミさんは、4月の王女メディアでクレオン王役を好演くださいました。

そんな二人が今回、タッグを組んで演出に挑んでいます!!







同期の桜

――同期のお二人。今回はどんな経緯でタッグを組むことになったんですか?


武藤

ダブルキャストを決めた時にヘンミさんに手伝ってもらおうと思いました。キャスト発表をした夜に電話で依頼したら快諾してくれたんです。



ヘンミ

そうですね。新和座が私にとってもかなり好きな場所ですし。本来は出演という形でお手伝いしたいのはやまやまなのですが、色々な事情で難しいため、今回演出補という形で参加させていただきました。




――どういう依頼があったのですか?


武藤

ヘンミさんには、『オレは蝶野さんになるから、船木さんになってくれ、と。』



――どういう意味ですか?


ヘンミ

武藤君、それじゃわからないって(笑)多分、武藤君は、役者さんたちに対するトレーナーの役割をしてくれってことだったんだと思います。ダブルキャストですと、どうしても、”空いてしまう人”が出てきてしまいますから、有効にお稽古して行こうという計画なんだと思います。私としても色々勉強になりますし、やはり関わっていて楽しい部分があります。




――なるほど。トレーナー的役割を・・・

武藤

今、ヘンミさんが言ったことがやはり目的の最大の部分ではあります。今回は期間の短い中、ダブルキャストの強行軍に打って出たのですが、僕なりに色々と考えていることがありまして、無理言って、ヘンミさんに協力してもらっています。



――考えているところ?

武藤

そうですね。大きなところの一つで言えば、『慣れ』や『停滞状況の打破』と言ったらいいんでしょうか。今回は内部的には競争するという意味も含めてダブルキャストを取り入れました。出演者はすべてどちらの組にも出ますが、違う空間を作る上で―――もちろん大変ではあると思うんですけど―――お芝居本来の創り方や初心、”がむしゃらさ”なんていうのを再確認しようと思いまして。また、やはり新和座は若い劇団ですから、ある程度たってしまうとある種の慢心が出てきてしまうわけですね。そういうスキを出さない為にも今回こういったことにチャレンジしました。もちろん、私自身も含めてですが・・・



ヘンミ

武藤君のこの話を聞いて、私自身も役立つことがあればと思って、今回やらせてもらうことにしました。



武藤

じゃあ、早く座員になってよ(笑)右ちゃんも言っているし(笑)



ヘンミ

その話はまたいずれ、ゆっくりと。唐突に山崎君の話をだしてもダメだろ(笑)

※編集註:山崎さんとは武藤、ヘンミさんの同期の方です。




『王女メディア』のクレオン王役を終えて



――半年前には『王女メディア』でクレオン役を好演されました。

ヘンミ

後で聞いたところによると、かなりご好評を頂いたそうで・・・感無量です。武藤君とも久々に芝居が打てたし。芝居の面白さを再確認できた2ヶ月でしたね。それに新和座の面々がこれまた、いい人ばかりで。こんなオッサン共と一緒にやってくれるわけですから。



――では、今後もまたご出演を?

ヘンミ

実際は前作『ひばり』の時もお話、頂いたんです。しかし、諸般の事情がありまして。もちろん、正直に言うとですね、出演したい気持ちはあるんです。嬉しい限りなんです。しかしですね、スケジュールというか・・・なんというか・・・



武藤

今、彼は色々と学習中で・・・時間的にちょっと厳しいらしいんですよね。特に本番の日程が・・・ですので、今回組んでもらうことに。元々同期ですし、根っこは同じだと思っています。また、離れていた時間てのは『王女メディア』でお互いに通じることが出来たかなって思います。僕のセンスというか思想というか・・・これをヘンミさんは解ってくれていると思うので、お願いしました。また、最近、感じることですが、ヘンミさんの視点で色々と意見をもらえるので、僕の気付かなかったこととか発見とか・・・本当に助かっています。


ヘンミ

同じ場所で勉強したというのもあると思いますけど、感性というか、そういう似通った部分があるんでしょうね。メディアの時にそれはすごく感じました。ただ、私はそれまで役者の武藤君しかしりませんでしたが、演出家の武藤君はまた違った味というんでしょうか・・・髪型と体型とともにそういう感性も変わってきましたね(笑)



武藤

一人闘魂三銃士だから(笑)


ヘンミ

だからわからないって(笑)



武藤

ごめん(笑)でも同じ釜の飯を食ってきたから、かなりスムーズなんだと思います。



henmi_1.jpgヘンミ

それはそうだね。今年の1月に『王女メディア』の出演のお話をもらったんですね。丁度、お披露目公演を観させてもらった直後に。「私たちは今、俳優を探しています」と(笑)はじめは断ったんですよね。ブランクがかなりあるし・・・でも高田馬場のシェイキーズで延々、口説かれた結果、やってみようかな・・・と思いました。メディアのお稽古場に行って―――やっぱりはじめは怖かったですよ、こんなオッサンとやってくれるのかなぁ・・・って―――そうした中でもみんな礼儀正しいし、男の子も女の子も良くしてくれるし。ほんとに参加して良かったなぁって思いました。居心地が良いとかそういうものだけじゃなくて、なんていうんでしょう、パワーを感じますよね、情熱というか・・・だから私もやる気になってしまう。新和座の人たちを一緒に仕事をしていると、燃えてきますね。みんなの目がやる気満々なので。





新和座について


――なるほど。そういう部分で「新和座が好きな場所」ということですか?

ヘンミ

そうです。とても好きな場所ですし、できればなんらかの形で関わらせていただければと思います。



mutoh.jpg武藤

関わって欲しいですね!そういえば、さっき、目の話をしていましたけれども・・・新和座の人間につていもそうだし、客演の方たちもそうなんですけども・・・元々は僕の教え子が多いんですよね。その中でも、男の子/女の子の顔から男性、女性の顔つきに変化しているっていうのが当然でもあり、うれしくもあるところですね。男性は凛々しくなってきたし、女性はより綺麗になってきた。これは日々の仕事だったり、遊びだったり、バイトだったり・・・はたまた恋愛だったりで刻まれるものだと思うんです。そうした経験ってお芝居には非常に大事だなって思うんですよね。例えば今回久々に参加してくれた加藤有希子なんてしばらく見ないうちにかわいい女の子から綺麗な女性になって驚きました。仕草だとか言動だとか・・・みんなそれぞれ進化しているんだなぁ〜と思いますね。私の髪の毛のように(笑)



ヘンミ

やっぱり、先生としては嬉しい?



武藤

そりゃあね。でも、今は先生というよりも個人的に嬉しいかな。演出者としても、人間としても。物凄いパワーがかかる『成長』という部分が実感できるわけだかさ。



ヘンミ

なるほどね。




エレクトラについて



――今回のエレクトラで大変な部分はありましたか?

ヘンミ

私は演出というよりも・・・役者目線での演技トレーニングがメインだと思っていましたが、やはりダブルキャストの段取りだったり、各役への伝わり方だったりというのが難しいと思いましたね。でもやりがいは物凄くありますね!!



武藤

やっぱり、ダブルキャストです。二つのチームで演出内容が違うなんていわなきゃ良かったって思っています(笑)でも、ヘンミさんはもちろん、俳優さんががんばってくれているのでどちらのチームもかなり良いと思います!王女メディアでご好評いただいた分、半端なことはできないですからね・・・




――今回の見所などはありますか?


ヘンミ

どちらのチームも最終シーンは見所ですね。特にこのシーンは武藤くんと色々話して取り組みましたから思い入れが強いですね。ご期待いただければと思います。



武藤

全体です(笑)と言うくらい素晴らしい出来になっていると思いますが・・・今回は各シーンごとにやっぱりムトウ脳内にテーマがあって・・・それをお客様にお伝えできればと思っていますね。同時に新垣あやのが退団しますので、今まで支えていただいたたくさんのファンの方の為に『THE・新垣』という見せ場を作りました。同時に看板のなら、職人の今松の二人エレクトラは見比べると楽しいかもしれません。二人ともよく着いてきてくれています。また、今回は音にも照明にも色々と趣向を凝らしていますので、どちらのチームもお楽しみいただけると思います。




――なるほど。わかりました。では最後にお客様に一言お願いします。


ヘンミ

役者さんたち、かなり張り切っています!かなりのめりこめるとおもいますので、是非会場にお越しください!!



武藤

今回は初ものづくしの新和座ですが、より一層気合をいれてがんばっています!
また、かもめ座アートフェスティバルにも参加しております!
知の劇場、ART THEAERかもめ座でお送りするギリシア悲劇、ご期待ください!





【ヘンミケンオプロフィール】
1990年代、声優養成所で演出武藤と出会う。同期生として、共に芝居に打ち込む。以来、武藤とは友人として、演劇論を昼夜を通して語り合ったり、色々な場所に遊びにいったりと公私ともに仲が良い。舞台出演はブランクがあるものの、この度武藤の呼びかけに快く賛同し、旗揚げ公演に参加。芝居への飽くなき挑戦と、何度も繰り返しながら、役にに向き合うその姿は若い新和座座員の刺激になっている。新和座公演『王女メディア』クレオン王役出演。岡山県出身。


【武藤賀洋プロフィール】
神奈川県横浜市出身。15歳で初舞台を踏む。勝田声優学院卒業後、声優活動を開始。その後、東京・横浜を中心に舞台演出を行う。2002年劇団しろくろ旗揚げ、主宰となる。2006年劇団しろくろ活動停止。同年、都内専門学校の講師に着任。副主任講師を務める。現在は本名の武藤賀洋で舞台演出の活動を行っている。声優としては武藤ヨシヒロ名義で活動していた。日本演出者協会会員。2007年前身原宿いなか村に全面協力。2008年、座長古川に賛同し、劇団新和座に参画。




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劇団新和座第3回公演 エレクトラ
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posted by 劇団新和座広報部 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | エレクトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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