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2009年07月08日

勝利王と勇気 〜 シャルル役 北村空

今回は『ひばり』にてシャルルを演じられます、客演北村空さんにお話を伺いました。

hibari_shalulu02.jpg北村さんは普段は声優さんとしてご活躍です。今回、特別に所属事務所のご厚意で出演を快く引き受けてくださいました。前回の王女メディアに引き続いてのご出演です。

北村さんのインタビューの前に演じられるシャルルについて少し触れておこうと思います。

この物語に出てくるシャルルはシャルル7世です。
(たくさん同名の人物がいるようです)
彼は勝利王と呼ばれ、フランス・ヴァロア朝の第5代国王でありました。ジャンヌダルク(演:ならりえ)がランスにて戴冠式を行わせた相手こそ、このシャルル7世なんですね。妃はアンジュー公ルイ2世とヨランド・ダラゴン(演:先崎翠)の長女マリー・ダンジュー(演:加藤杏奈)。
史実ではフランス国必死の状況から勝利により百年戦争を終結させた功績で勝利王と呼ばれているそうです。これは一介の羊飼いであるジャンヌ・ダルクの起用を英断によるところが大きいようですが、創作物などでは賢さに欠ける国王として描かれることが多いそうです。




劇団新和座との所縁

――今回もご多忙の中、ご出演いただきましてありがとうございます。

北村

そんな、そんな。自分の方こそ声をかけてもらって、ものすごく嬉しかったです。メディアが終わってかなり良い充実感だったですし、もう出られないかな、とか、また出演できるかなとか色々思っておりましたので、とても嬉しかったです。



――普段は声優さんとしてご活躍の中、今回も所属事務所さまのご厚意、本当に痛み入ります。

北村

舞台はやはりお芝居の勉強になると思いますし、これはあくまで個人的な意見なんですけど、新和座の創る舞台が好きなんですよね。



――新和座の座員とは所縁が深いんですよね。

北村

はい。座員のほとんどが同じ学校出身ですし、かつ、同じクラスだったという・・・学生時代は色々お芝居をしましたよ。座長の古川さんとは卒業公演で組みましたし、なら、新垣とは何回も同じ舞台を創りましたね。ならがジュリエットで自分がロミオ。うわー、なつかしいっすね〜



――ロミオとジュリエットですか?

北村

はい。演出の武藤さんとあった時もその当時でしたね。本格的に芝居や舞台を勉強し始めた時に武藤さんに演出をしてもらいましたね。いやぁ、怖かった、怖かった。



――怖かった?

北村

だってヤ●ザかと思いましたもん、実際。ならと自分がよく叱られてましたね。『そんなんでお客様が納得すんのか!』って。それから礼儀とかにも厳しかったですね。



――礼儀ですか。

北村

丁度ロミジュリのリハーサルの時でしたか。学校のご厚意で広いホールを他のクラスと共に使えて本番さながらにリハーサルできる時があったんです。で。他のクラスが終わって、自分達もリハーサルして・・・ここまでは良かったんです。



――そこまでは・・・

北村

はい。みんな、広いところでできた部分とやっぱり、出来が気になったのか、終わった瞬間に「あ〜間違えた〜」とか「いや〜あそこもっとこうしたかった〜」とか口々に騒ぎ始めちゃったんですね。で、その場は一応、終わったんです。で、各クラスダメ出しの為にバラバラに分かれたんですけど・・・



――分かれた先で何が・・・?

北村

芝居に対するダメ出しは一切なかったですね(笑)。
『おまえら、いつからそんなに偉くなったんだよっ』って武藤さんの怒号が。『リハーサルでもな、他のクラスの子に観てもらってるんだよ!お客様に感謝できなくてお前ら、一体何やってんだよ!』と芝居自体よりも礼儀がなってないこと、―――今から考えると本当に恥ずかしい事なんですが―――で叱られましたね。



――なるほど。

北村

そんとき、古川さんもならも新垣も居たんですけど、帰り道、芝居云々よりもまずはこういったことが大事かもね、なんて話をしながら帰ったのを覚えています。ロミジュリを通じて色々なことを学ばせてもらいましたし、古川さん、なら、新垣とも絆が深くなったように思いますね。



――プライベートでも遊びに行ったりするんですか?

北村

結構、行きますね。ならとはファミレスで延々5時間くらい話こんだり、新垣の家にお邪魔したりすることもあります。古川さんには遊んだ帰りに終電がなくなって、家まで送ってもらったこともあります。(笑)




新和座の舞台について

――なるほど。では次に新和座の舞台についてお聞きします。2回目のご出演ですが如何ですか。

北村

先ほども話に出ましたけど、新和座の皆とココがつくる舞台が好きなんですよ。だから一緒にできる喜びと楽しさとでかなりやる気が充実しています。



――新和座の舞台のどんなところが好きなんですか?

北村

今までは翻訳モノが多くて、出来合いのものばかりなんですけど、やはり役者も違えば演出も違う。新和座の舞台にはなんていうんですかね、表現しづらいですけど、パワーを感じるんですよね。自分が出ていてなんなんですけど。それに、当然かもしれないですけど、音楽の選曲やライティングが良いんですよね。大げさかもしれないですけど、"神"と思う時がありますね(笑)



――パワーですか?

北村

なんていうんでしょうねぇ・・・新和座のお披露目公演は自分は客としてみていたんですけど。説得力があるというか、キャラの心の動きが感じるというか・・・ちょっと上から目線で申し訳ないんですけど、教科書的な感じじゃないんですよね。え?ココでこういうことしちゃうんだぁ!的なびっくりおもちゃ箱的な要素があったり、役の行動の裏づけや理由の見せ方が美しかったり・・・それにどんな役にもパワーを感じますね、キャラクターの性格とは別に。




シャルルについて

――では、今回そのパワーがあるとおしゃっている新和座の舞台で国王シャルルを演じられる事についてお聞かせください。シャルルはどんな人物ですか?

北村

一言で言うなら、この『ひばり』の中のシャルルはある意味『ヘタレ』ですね。



――ヘタレ?

北村

そうっすね。ヘタレですね。詳しくは舞台を見てもらいたいんですけども、”王様”って感じじゃないですね。威厳がまるでない。



――なるほど。史実のシャルル王とはちょっと違うんですね。

北村

そうですね。しかし、ちょっとネタバレになっちゃいますけど、シャルルが勇気を出す場面があるんです。ここは演出の武藤さんともかなり話しましたし、相手役ともかなり練習しました。



――勇気を出す場面ですか?

北村
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はい。演出の武藤さんとも役について話し合ってた時に、ここのシーンがシャルルにとって一番重要だと話されていました。さっき大宮も言ってましたけど、人間って勇気がなかなか出せないじゃないですか。一歩踏み出す勇気。例えば、ごめんなさいって謝る勇気だったり、ありがとうって言える勇気だったり、好きな子に告白する勇気だったり。いろんな勇気が世の中にはあると思うんですけど、どの勇気も[簡単]には出せるもんじゃない。何かが邪魔すると思うんです。それは妙なプライドかも知れませんし、恐怖かもしれません。その邪魔なものをシャルルがどうやって克服していくのか、是非、皆さんに観ていただきたいですね。そこにジャンヌダルクがどう関わってくるのか。コレを言ったらまた、ムトウさんに起こられそうですけど、シャルルチームは全員勇気を出しますね。これは自分だけかもしれませんけど、色んなアニメでもドラマでも勇気を振り絞った後の行動って、すごく感動しますよね。自分も役者として、お客様にこの感動を伝えることができるように精一杯シャルルを務めます。



お客様に一言
前回の王女メディアよりも見所たくさんの『ひばり』です!
今回は好きな女の子に告白しようとしていて、いまいち、ふんぎりがつかない男子は観たほうがいいかもしませんよ(笑)
観るだけで勇気が出る方法がわかるかもしれません(笑)
会場でお会いしましょう!



【北村空プロフィール】
2006年に声優を目指すために専門学校に入学。在学中に舞台「ロミオとジュリエット」(シェイクスピア作 武藤賀洋演出)にロミオ役で出演。2007年に新和座の前身、時限演劇ユニット「原宿いなか村」にも参加。古川らともに「カガミの空」(崎山浩史作/演出)に出演。座長古川を初め、座員には縁の深い役者。年齢非公開。


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劇団新和座第2回公演 ひばり
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posted by 劇団新和座広報部 at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ひばり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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