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2009年07月03日

女性の強さと美しさ 〜 アニェス役 長谷川奈美

hibari_anies01.jpg今回は第2回公演『ひばり』の中でアニェス役を演じられる長谷川奈美さんにお話を伺いました!
長谷川さんは今回初めて劇団新和座の舞台に客演として参加していただきます。

長谷川さんインタビューの前にアニェスについて少し書いておきたいと思います。
今回の作品で出てくるアニェスは実在したんですね。
フルネームはアニェス・ソレルとおっしゃいます。
シャルル7世の愛妾にして、世界で初めてダイアモンドを身に付けたと言われる人なんですね。それまでダイアモンドは男性の為の宝石だったそうです。シャルルと出会ったとき彼女は20歳だったらしいのですが、その後、シャルルとの間に3人の子をもうけたそうです。

劇団新和座について
――はじめて新和座の舞台に立っていただきます。

長谷川
はい。今までもお披露目公演、旗揚げ公演の舞台は拝見していました。実は前回の王女メディアには出たかったんですけども、スケジュールがあわなくて。しかし、今回座長の古川さんをはじめ、新和座の皆さんにお話を頂いてとても嬉しかったです!



――王女メディアをご覧になって如何でしたか。

長谷川

やっぱり、メディアは良いなって思いました。なんていうんでしょうか、悲哀というか哀愁というか…新和座版メディアのラストシーンは涙が流れました。『ああ、私もこれに立ちたい』って素直に思いましたね。



――今回『ひばり』に参加されて如何ですか。

長谷川

座員の方は皆さん、同じ学校だったんですけどクラスが違いましたので同じ演目をするというのがとっても新鮮ですね。これだけ大人数でひとつの舞台作品をつくるのは初めてですので楽しいです!また、演出の武藤さんには学校時代、舞台の演技を見てもらっていましたが、再び同じ舞台を創れると思うとワクワクしますね。



新たな発見がある
――お稽古の内容、進み具合はいかがですか。

長谷川

これだけ大人数ですと、自分の復習や予習がカギになってきますね。そして皆さん、お芝居好きな人ばかりですから、先週やっていたことが更に進化している(笑)私も負けないように色々やり返す(笑)本当に楽しいですね!それに学校時代と違って武藤さんの細かい演出が入りますし、目から鱗的な事も聞けてとっても身になっていると思いますし、毎回新たな発見をします。私は今、声優の養成所に通っているのですがそちらでもたくさん吸収することがありますし、こちらでも何かしら身になりますからとっても贅沢な環境だと思いますす。



――新たな発見ですか。

長谷川

ええ。例えば、仕草一つとっても見ても同じ舞台に立つ役者に対してだったりお客様に対してだったりにもう無限とも言える立ち居振る舞いがあって、それをすることで反応が変わってくるんだなぁって感じることがありましたね。これ以外にも役者仲間や先輩、武藤さんの話なんかから自分なりに新しい発見をしています。



――参加されて良かったですか。

長谷川

それはもう。今回の役者仲間、先輩方と一緒の舞台に立ちたかったですし、武藤さんの演出が好きなもので。それに劇団にありがちなノルマとかないじゃないですか、ここ。一度座長の古川さんに聞いたことがあるんです。「ノルマとかレッスン料はどうしたらいいですか?」って。



――そしたら古川はなんと?

長谷川

古川さんは「ノルマはないよ。一生懸命お芝居してもらって、できれば、たくさんお客様を呼んでほしいね。どんな役でも自信をもってきっちり作ればお客様も喜んで見ていただけると思うしね。」とおっしゃっておられましたよ。また、レッスン料とかについても「師匠(編集註:武藤のことです)が言ってたけど、公演の稽古は学校とかスクールじゃねーからいらねーよ。その変わり素敵な芝居を創って頂戴。」ってことらしいです。



――気が早いようですが、また、新和座の公演があってタイミングが合えば出ていただけますか?

長谷川

もちろんです!こんな私でよければ(笑)



アニェスという女性について
――さて、やっと本題です(笑)今回のアニェスという役について聞かせて下さい。演じてみてやり易いですか?

長谷川

やりやすいかやりにくいかで言えば、やりにくいです(笑)衣装もそうですし靴も普段履きなれないものですし。それに武藤さんの細かい好みがうるさ、いやいや、厳しくて(笑)きまった仕草というものはないんですが、全身くまなく気をつけながら稽古しております。それにちょっとだけラブシーン的なものが・・・



――ラブシーンですか。

長谷川

ええ。そんなに過激ではありませんよ、勿論。でも初めての経験ですのでちょっと照れが入ってしまったりしましたね。その時も「もっと綺麗に見せないとダメ〜〜」と言われまして。今はシャルル役の北村さんと意気ぴったりのはずです(笑)



――なるほど。アニェスという女性についてはどうお感じですか?

長谷川

かわいい女の子だと思います。最初、この役を頂いた時には、「でもこれ私でいいのか?」と思いましたね。もともと、こういう役柄、大好きなんですけどね。アニェス自体はお妾さんという立場をきっとあまり気にしてないんじゃないかなと考えています。したたかというよりも、シャルルを一途に愛しているんだと思いますね。アニェスの気になるところはフランスの行く末よりも自分のドレスのことだったりするわけなんですど(笑)それもシャルルの愛を受けたいがためだと思うんです。王妃さまも同じ場面に出てきますが、それをモノともせずシャルルにどんどんアピールするところなんかは"強いなぁ〜"とも思いますね。それにそういう部分も稽古毎にやればやるほどアニェスが好きになっていっちゃんです!



――正妻である王妃をモノともしない(笑)

長谷川

もちろん、物語の中で(笑)チームシャルルの北村さん、加藤杏奈ちゃん、翠さんは同じ場面に出てきますが、この5人で関係性を話し合っている時なんかはもう話が止まりません(笑)みんな初めて絡む方ばかりだったので、大丈夫かな〜と思っていましたけど練習外でも話はほんとに弾みます。


――なるほど。ではアニェスを演じる上で難しいこととかありますか。

長谷川

まだまだ、勉強中ですから、役に向かい合うというのは本当に難しいと思います。しかし、他の役者さんや演出家さんと作品のこともそうですし、それ以外のこともなんですけど(笑)…コミュニケーションをとる事でたとえ、家でアニェスについて悩んでいてもお稽古中にクリアになることが多いですね。でもまた、次の悩みにあたる時もありますけど。それも解消されることが多いですね。…難しいこと…あえて言うなら、表情ですかね。これもまた、武藤さんがこまか、あ、いやいや、厳しくて(笑)



長谷川さんにアニェスという女性の強さと美しさについて聞きました。
hibari_anies02.jpg女性って強くもあるし、脆くもあると思います。私と同じくらいの年代の女性なら誰しも人間関係とか仕事とか将来のこととかに悩んだりおちこんだりすることもたくさんあると思います。私もそうですし。でもそんな中でもある種の強さって持っていると思うんですよね。それっていうのは優愛ちゃんも言ってましたけど、『女性には産む力がある』ってことだと思うんです。何かを創造できること。落ち込んでも次につながるように考えられる。もちろん、こればかりではないと思いますけど、アニェスを演じているとそういうことを結構感じてしまうんですね。それにアニェスは美しいといわれているそうですが、それって外見ばかりでなく、きっと健康で内面も美しかったんじゃないかって思うんです。だから作品の中にでてきますが、王妃にも王太后さまにももちろんシャルルにも愛されたんじゃないでしょうか。私も今回いただいたアニェスという役を通じて女性の強さという事と美しさという事をしっかりと考えて、皆さんに愛される強く美しい女性になるように努力していきます!


お客様に一言
今回の『ひばり』、たくさんの方に感動していただけるように頑張ってお稽古しています!
私はまだまだド新人ですが、周りの方々とともに日々研鑽していて素敵なアニェスを演じられるように頑張ります!
どうぞ皆さん、こんな私ですが、応援、よろしくお願いします!


【長谷川奈美プロフィール】
2006年に声優を目指すために専門学校に入学。高校時代には放送部に在籍、全国大会で入賞を果たす。専門在学中に「話してくれ雨のように」(テネシーウリィアムズ作、武藤賀洋演出)などに出演。2007年に新和座の前身、時限演劇ユニット「原宿いなか村」にも参加。「財産没収」に出演。台本を芯まで読み込み、想像力を駆使して芝居を組み立てる。その繊細な芝居は一見の価値あり。現在は、都内声優養成所にてその演技に磨きをかけている。4月24日生まれ。




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posted by 劇団新和座広報部 at 17:57| Comment(2) | TrackBack(0) | ひばり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
萌えるぅぅぅ。長谷川さんツボりました!公演行きたくなりました。東京でしかやらないんですか?
Posted by Taku at 2009年07月06日 11:49
>>Taku様
コメントありがとうございます。
残念ながら東京公演のみになってしまいます…。
無理にとは言いません、でも観に来て頂けたらとても嬉しいです。
それでは、劇場でお会いできることを願っています。

アニェスas長谷川奈美でしたw
Posted by 長谷川 at 2009年07月07日 21:16
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