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2009年07月01日

父性の復権 〜 ジャンヌの父役 浅戸あきらに聞く

新和座ブログをご覧の皆さん、こんにちわ。
いつも劇団新和座を応援していただき、ありがとうございます!

さて、今回の記事ですが、このカテゴリ「ひばり」の中で数回に渡り、第2回公演ひばりの登場人物と彼らを演じる役者さんに色々なお話を聞いていきたいと思います。

今回は浅戸あきらにお話を聞きました。

久々の舞台出演
浅戸さんは久々の舞台出演なんだそうです。「いやぁ、身体も頭も正直なもんです、覚えは悪いわ、身体は動かないわ。アタシと同じ年代で役者をやっている方を尊敬しますね。」と10年ぶりとなる舞台稽古に四苦八苦しているようです。

父親役を演じる
今回の『ひばり』では主人公ジャンヌダルクの父親を演じるそうです。父親役について尋ねると、「そうですね、アタシの年齢で無論、親御さんになっている方も多いわけで・・・アタシはまだですけどね。そういった意味ではリアリティなんてものはないのかもしれません。しかし、自分の子供のように接する友人や後輩、はたまた友人の娘、息子なんかに対する感情が今回の役の参考になると考えています。」とのこと。
また、「アタシは幸せな事に両親にたくさんの愛情を与えてもらいました。それは今回の父親役に大いに生かせると思います。"ジャンヌダルク"という娘やその兄弟に対してもそうですし、妻に対しても家族愛という部分を最大限発揮できるように試行錯誤しています。」とも言っておりました。

hibari_father.jpg父親という存在
さらに浅戸に"父親"ということについて話してもらいました。

アタシ自身、両親ともに尊敬しておりますし、この年齢になると、同性である父親に対して単純に「すげーなぁ」と思うことが多いです。よく昔の本や漫画なんかで”おやじの背中を見て育つ”なんてことが言われましたが、全くその通りだと思います。
父親の生き様って大げさじゃなく、(たとえ職業が別でも)大きく作用するような気がします。それが、良いつけ悪いにつけ。息子だったら、なおさらじゃないでしょうか。
今のアタシに父親と同じことができるか、と言ったら疑問ですからね。偉大な背中―生き様―を見ると到底追いつくことができる気がしません。それだけでかいのかと・・・
そりゃあ、若い時はかなり反発もしましたし、親不孝を繰り返していました。(今もそうかもしれませんが・・・)しかし、親あってのアタシなことも事実なわけです。ものすごく感謝しております。アタシがここまででっかくなったのも、父親の我慢や辛抱、努力があったんだなぁ〜としみじみ思います。
ふと、父親の背中―実際の、―が小さく感じた時もあります。その時はなんとも言えない気持ちになりましたね。同時にアタシが(図体ばかりかもしれませんが、)デカくなり、更にありがたいと思う気持ちが増しました。
 うちの父親は世間から見れば優しいと言われる部類に入るかもしれません。しかし叱られた時はかなり怖かったのを覚えています。しかし、今でこそ言えることかも知れませんが、愛情をもって叱ってくれたからこそ、"怖い"だけでなく、何故怒られた、叱られたのかがしっかりと身に沁みています。真の優しさというのは、叱るときには叱るという、父親とはアタシにとってとても大きな存在であり、目標であり、道標であり、尊ぶ身近な人であるわけです。

父性の復権
さらに浅戸に今回の役の意気込みを聞きました。

「父性の喪失」なんて事が言われて久しいですが、アタシ懇意にさせてもらっている夫婦のところの娘や息子はとても父親が大好きだそうです。彼は子供達が悪戯をしたり悪さをしたら、しっかりと叱るそうです。それでも子供たちは父親が好きだそうです。そこにはちゃんと愛情と親子の信頼関係があるからだと思いますし、父性というものがあるような気がします。昨今、大人も子供も『怒る』ことと『叱る』ことが混同されているように思います。子供は仮令、叱られても「あぁ、怒られた」という気持ちしか持たず、”怒っている”という態度だけが記憶されてしまい、叱られた内容の本意が理解できていない。逆に大人は叱るという相手に考えさせることを怠り単に「怒る」という行動だけが目立っているように思います。
叱るも怒るも紙一重だと思いますが、大きくその意味合いは異なってくると思います。こうした叱るという行動を含めた、大きくて愛情に満ちた父親像というものを体現できればいいな、と考えています。この愛情と父性をお客様に伝えていきたいですね。
アタシのやる芝居はほんの小さいものかもしれません。しかし、この父性というものが徐々に世の中で復興し、現在の倫理観の欠如などが少しでもなくなればいいなという思いも持っております。

お客様に一言
いつも劇団新和座を応援していただいてありがとうございます!
今回、久々の出演ですが、気合いを入れて取り組んでおります。
本作「ひばり」は、今の中学生や高校生、学生さん、また(ちょっと上から目線で恐縮ですが)道を見つけるのに困っている人たちにご覧いただければなぁ〜と思っています。
演出の武藤ともども(笑)劇場でお待ちしております!


【浅戸あきらプロフィール】
 本作がデビュー作。
 言わずと知れた当劇団演出部武藤賀洋と同一人物。
 1973年生まれ。
 以前は武藤ヨシヒロ
として、ゲームやドラマCDなどに多数出演。現在は当劇団作品の演出の他、コミュニティFM番組などのディレクターも務める。本芸名は当劇団女優の命名によるもの。好物まぐろ。


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浅戸あきらが出演する舞台は7月30日から阿佐ヶ谷にて。
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posted by 劇団新和座広報部 at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ひばり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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