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2009年03月30日

クレオン

今回は王女メディアに登場するコリントスの王クレオンについて書きたいと思います。

アルゴー船での冒険を終えたイアソンは妻メディアの協力もあって、イオルコスの王になったわけですが、その王位継承の際、メディアは先王であったイアソンの叔父ペリアスを彼の娘を欺いて殺してしまいます。
その殺人の罪でイオルコスを追われたイアソンとメディア。彼らはコリントスに流れ着きます。

コリントスの王クレオンは罪人とはいえど、イアソンの人柄をずいぶんと気に入り、自分の娘クラウケーとの結婚話を持ちかけます。こうして、エウリピデスの「王女メディア」が始まるわけです。

オイディプス王にもクレオン王
ギリシャ悲劇がお好きな方ならご存知のお話かもしれませんが、古代ギリシャ三大悲劇詩人の一人であるソポクレスが、書いたギリシャ悲劇の最高傑作として名高い「オイディプス王」にもクレオンという名前の王が出てきます。色々な文献を参考にしますと、この二人別人だということなのです。オイディプス王に出てくるのは、テーバイの王で、メディアに出てくるのはコリントスの王クレオンです。’クレオン’にはもともと『支配者』という意味がこめられているそうです。


支配者クレオン
メディアの本編では、クレオンは自分の娘をイアソンに娶らせた直後より始まります。これはいつの世も同じかもしれませんが、政略結婚でない限り、自分の子供を嫁に嫁がせるわけですから、かなりイアソンの事を気に入っていたのでしょう。
IMG_1466.jpg今回このクレオン王を演じるのはヘンミケンオさんです。ヘンミさんは演出武藤の旧友で今回の企画に快く賛同していただけました!お稽古で見るヘンミさんの王の姿は、優しさと脆さ、そして反面強さを感じ、とても市民に慕われている王様なんだろうなぁ〜と思ってしまいます。武藤も「ヘンミさんに頼んでよかった〜」と話しており、ヘンミさんも「僕の中ではクレオンは王というよりも一人の男として考えています。武藤くんの想いも交えながらクレオンの人となりを僕なりにとらえて、精一杯演じて行きます!」との事でした!
今から本当に楽しみです!


ヘンミケンオさんのクレオン王が見られるのはコチラの舞台です!




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posted by 新和座制作部 at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 王女メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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