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2014年10月11日

育てる

どんなものでもそうだと思うのですが、何かを育てるということはとても大変なことです。
一気に育つものなど何もなく、ひたすら地味に、効果や成果が出るのかもわからない小さなことを積み重ね、気付いたらいつの間にかそれが芽吹いているという気の遠くなること。
芽吹く保証もありません。あるいは、別の芽を吹かせるための栄養にされてしまって、その芽自体は芽吹かないこともあるかもしれません。無駄にはならないと思うんですけどね。
少しずつの積み重ねというのは、目に見えないほどで、たまに自分がやっていることがよくわからなくなることもある気がします。
いつまでも出てこない芽 に焦れて、間違った土地に間違った種をまき、間違った育て方で間違った肥料をあげているんじゃないかとか。
でも、成長ってそういうものなんですよね。
毎日見ているものは特に。たまにしか見ないものの成長は凄く大きく感じて、なんで自分の育てている芽は出ないんだろうと焦ったりとかもすると思うんですけど、近くて毎日のように見ているからこそ、その成長はわかりにくい。
でも、そういう目には見えない長い時間の先にしか発芽や開花はないわけで、根気よくその見えない時間を、成長していることを信じて乗り越えなければいけないのだと思います。
どんなことも結果はすぐには出ません。粘り強く辛抱して成長への努力を積んだ先にか得られないものがあるのだと 思います。
…とか思うけど、もちろんそれはすべてではないと思うし、中にはすぐに結果が出たり、辛抱なんてしなくても得られるものもあるのだと思いますが、割合は低いのかな。
何より、考え、手間をかけて得た成果には愛着とか達成感があるし、簡単に手に入れられたものより更に多くのものを与えてくれる気がします。

最近、植物を育て始めました。
植物を育てようと思ったことなんかなかったので、どういうふうにお手入れをしたらいいか詳しくはわからず手探りですが、植物に合った方法でそれぞれ世話をしなければならず、しかも口をきいてくれるわけではないので、こっちが気を付けないとあっという間に枯れてしまう。
でも、気付けば数か月が経 ち、僅かに伸びた茎や大きくなった葉を見るとじんわりとした喜びが湧きました。
大したことはしていません。だけど、地味で細かな水やりだって植物を育てるには欠かせない作業なんです。少し風通しのいいところに移動してあげなきゃ。少し日に当ててあげようか…。小さなことです。でも怠っては育たないんです。
そして気付けば大きくなっている。何気なく地味で細かく繰り返される作業の繰り返しで。
小さな小さな青葉。芽を見ていて気付いたのでした。
本当は、こんな小さな芽を出すことすらとても大変だということに。
何気なく成長しきったものだけを見てもその過程はわからないのです。でもそこには目に見えない多くの時間があって、過程があるのです。
地味で細かく繰り返されることほど実は大変だったりするんだろうな。派手でわかりやすいのがやっぱりわかりやすく見ていて楽しいもの。

どんなものでも育てるには沢山の愛情と時間が必要です。
根気強さ粘り、考察、思案…沢山の積み重ねのうえに出来上がった未来は必ずしも求めた通りにはいかないかもしれませんが、その結果はまた違った種まきや未来に生かされることになるのだと思います。
それにしても小さなことに気をまわすって思った以上に大変だ。今までがやらなさすぎたとも言えますが。
でも、今少しだけ育った植物たちに学ばせてもらったことに感謝。
他にも未来を見つめるために気をまわすべきところがあるのだなと思いました。
生きることも、同じ。繊細な種を育てるように丁寧に気をまわしながら大切にしようと思いました。
やっぱり当たり前のことってなかなか難しい。未だにはっとさせられることの連続です。
枯らしてしまうことを考えるんじゃなく、いかに枯らさないように成長させてあげられるか。この植物に最適な育て方を模索しつつ。大切に育てます。


それでは皆様、素敵な週末をお過ごしください。


posted by 新和座制作部 at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 座員のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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