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2014年10月05日

一人ひとりが生きている。

日本列島を台風が通過しようとしております。
恵みの雨は嬉しいですが…台風はちょっと…
兎にも角にも被害がないことを祈るばかりです。

さて、本日のお稽古ですが…
新和座には珍しく、稽古時間を長く取りました♪
通常、私達の稽古は、集中力が保てる時間でググっと集中するというスタイルをとっておりましたが…
今回制作しております『パレードを待ちながら』では少しやり方を変えました☆
2014-10-05 20.11.38.jpg登場人物は女性5人だけなのですが…それでももちろん、5人が5人の人生がこの物語の中で語られております。もちろん、一つの出来事を軸にお話自体は展開していくわけですが…年齢も職業も立場も違う女性達が一つの出来事にどのように対峙し、どのように感じ、どのように行動していくのか…
私は舞台演出家としてこの物語を読み込んでいくにつれ、5人の人生をそれぞれ考え始めました。彼女たちの生い立ち、彼女たちの思想、彼女たちの生活環境…
そこで行き着いたことは、”彼女たちはこの作品の中で生きている”ということでした。もちろん、これは今まで上演した物語の登場人物全てに言える事ですが、改めて『登場人物の人生』という事を考えました。

私達が生きている中でも、嬉しいことがあったり、悩みがあったり、悲しい出来事があったり、怒ることがあったり…とても限られた時間では全てを語り尽くす事ができません。
今回の物語の登場人物のそういった人生の悲喜こもごもとても限られた時間では語り尽くせないと思います。しかし、舞台作品を創る以上、その物語の長さというのはやはり規定のものがあります。

どうしたら、彼女たちの生活を、人生を限られた時間、限られた空間で表すことが出来るか。
そのひとつの稽古方法として、登場人物一人ひとりを集中的に稽古する、という方式を試してみることにしました。
演出家の私と俳優一人ひとりが役に向き合い、その役の人生を考える。
こうした事を丁寧にする為に時間を長く取りました。
もちろん、今までの上演作品の登場人物がこうした事に値しない、というわけではありません。
今回、新和座としては初めてのカナダ演劇作品でありますし、新和座として経験したことのないスタイルの舞台であればこそ、焦らずにじっくりと作品と役に向きあおうと試みております。

こうした時間をじっくりかけた稽古は新和座では実に久しぶりであります。集中力が途切れてしまう事もあります。しかし、登場人物の人生を…その役を生かす為に更に精進し続けます!
次期公演、是非ご期待ください♪♪

明日からの1週間、皆様に素敵な出来事がたくさんの1週間でありますように☆
演出部武藤でした♪


posted by 新和座制作部 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | お稽古場日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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